マミさんの膝の上

主に、Unity・3D プリント・設計・解析のネタや、VR関連についてのメモ書きです。

ディスプレイカバー 設計・試作・モデル公開

【概要】

10.1インチディスプレイのカバー設計及びモデル公開の記事です。
LCD Display Cover (10.1inch 1920*1200 B101UAN02)
www.ebay.com

【設計の経緯】

友人より「このカバー印刷して貰えないかな?」と連絡を貰いました。
www.thingiverse.com

早速モデルチェックを行ったのですが「26パーツもあるのか…」というのが最初の感想でした。 どうやら、モニターの外装(+外装背面のデザイン修正版複数)・基板の外装・宙吊りにする為の部品が混在しており、部品が多い模様。

組み立て図等も見当たらない為、手探りで組み合わせていったのですが、固定用の穴が明らかにズレていたり、タッピングビスの下穴が無かったりと、個人的にあまり気持ちよくない。

また、友人は立てかけて使いたい(スマホスタンドを流用する)との事。 上記の状況を鑑みて「部品多くて印刷めんどいし、自分で設計して印刷した方が面白いな」と思い、設計する事に。

【設計条件】

・自立設置可能な事(要角度調整)
・印刷時の最大サイズは200×200mm(印刷依頼のあったモデルの紹介に「200×200mm」で印刷出来るぜ!ってあったので)
・部品数をとにかく減らす(3Dプリント時、同時印刷可能な形状にも配慮する)

【完成品】

4パーツで組み上がるようにしました
f:id:RyutoSouma:20150719182522j:plain
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[ダウンロード先]
www.thingiverse.com
[パーツ内訳]
・Flame1,2(ディスプレイカバー 各1)
・Heart(回路カバー×1)
・Moon(ケーブルカバー×1)
ケーブル・回路周りのカバーを気にされないのであれば、Flame1,2だけで使用可能です。

【3Dプリント時の配置例】

200×200mmの造形機なら、2回の印刷で製作出来ます。 f:id:RyutoSouma:20150719181157p:plain f:id:RyutoSouma:20150719181200p:plain

【設計時の工夫】

スイッチはユーザーが操作しやすく、LEDで状態が視覚的に分かる配置に

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支持用の穴の角度を変える事で、3段階の角度調整可に

[最小] f:id:RyutoSouma:20150719181502j:plain [最大] f:id:RyutoSouma:20150719181510j:plain

・角度調整用の穴が3箇所あり、どの穴に支持用のネジを差し込むかで、角度調整が可能です。 f:id:RyutoSouma:20150719182951j:plain f:id:RyutoSouma:20150719182954j:plain

【設計後の反省】

設計後に気づきましたが、依頼されたモデルがタッピングビス1種類で組み上げられるの対し、本モデルでは固定用のネジ種別が増えています。
大きなホームセンターであれば、バラ売り(200円くらい)で買えると思いますが、次に別のモデルを設計する際は、部品の共通化を視野に入れたいですね。
* 必要な皿ネジ
M3×45mm ×1
M3×25mm ×4
M3×15mm ×2
M3×10mm ×2
M2×8mm ×2